三味線だけを用いた作曲に挑戦してみました。
個人的な意見ですが、箏や尺八と比較すると、三味線は物理的制約が大きいように感じられ、これまでもなかなか思うような曲が作れずにいました。
しかし今回、箏や尺八では用いにくい調やコードワークが使えることに気づき、三味線曲ならではの面白さも感じることができました。
曲は長調で明るい仕上がりですが、どこか切ない響きも感じます。「泣き笑い」や「感涙の祝福」をイメージしましたので、「涙を湛えた笑顔」の意味で「晴れ雫」と名付けました。
あなたはどのような情景を思い浮かべますか?